患者と医者との相性とは?

小藪NET(こちゃぶねっと)

お医者さんのめぐり合わせ

かつて、家族の一人にある病気の疑いが生じたことがあり、いくつかの病院(お医者さん)を頼ったことがあります。

 

最初の疑いは、ある健康診断からでした。
結果として大事に至ることはなかったのですが、家族にとっては非常に不安でした。

 

患者とドクターの相性もある

 

その健康診断の結果、あるお医者さんが○○の症状の疑いがあるという指摘をしてきました。
今思えばいろいろと知ることができたため、ありがたい指摘であったのですが、その当時、その一言は非常に衝撃的でした。
それはあまり普段は耳にしない病名だったからです。

 

最初はそれが全くわからずに、いろんな医学書を調べたりもしました。
指摘をして下さった先生からは、普段受診しているお医者さんでも意見を聞いてみて欲しいとの助言をいただきました。
さっそくかかりつけの医師に意見を伺ったのですが、なんともはっきりとしないのです。
結局、見解をうやむやにされてしまった感じを受けました。

 

最終的にはある大きな病院で、指摘された病気の専門のお医者さんに意見を伺うことができました。
結果、その先生からは指摘のあった病気とは違うであろうという判断がしっかりと下されました。

 

その時の家族の安心感は忘れられません。
出会うお医者さんによっては、これほど受ける印象が変わるものなのです。

 

背骨がゆがんでいる

また私が若かりし時に、左足が痺れるようになってしまい、病院に行ったことがありました。
その時の診断は、背骨がゆがんでいるか、まがっているからリハビリが必要とのことでした。

 

慣れないコルセットなどをはめて、週に何回かは病院に行ってマッサージも受けていました。

 

ですが、その時はちょうど進学の時期でしたので、そこに通えなくなってしまい、他の移ることにしたのです。
きちんと紹介状も書いてもらったので、不満があったからというわけではありません。

 

それで新しいところでも、最初に診断を受けたのですが、そうしたら何と原因は背骨ではなく、太ももの付け根の神経が圧迫されているだけという、まぁ比較的、よくある症状だったみたいです。

 

重度になれば手術も必要なこともあるみたいですが、当面は何の治療も必要ないとのことで、その場で治療は終わりになりました。
私もその言葉を聞いて安心したのか、不思議とシビレの症状もそれ以降、出ることがなかったのです。

 

あのまま前の病院で治療を続けていた時のことを思うとゾッとしますが、病院を偶然に変えたこと、そして原因がわかると、不思議と症状が改善されたことは、今でも不思議な巡り合わせだなぁと思います。


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